USBメモリーにぶつかったりして、折れ曲がってしまった場合の修理事例です。
USBメモリーが折れ曲がって認識されないケースでは、100%近くデータの取り出しが出来ますのでご安心ください。
接触不良のまま、パソコンに接続するとデータ破損の恐れがあります。
折れ曲がった場合は、まずはそのままの状態でパソコンに接続してデータが読み出せるか確認してください。
曲がってしまった部分を戻そうとして元に戻すと大抵の場合ハンダが取れてしまったり、基板が損傷して、パソコンに認識されなくなってしまいます。
断線してしまった回路パターンを0.3mmの極細ジャンパー線のハンダ付けで回路修復し、データを救出いたします。
回路パターンとは、0.2mmほどの印刷された銅板で、基板の両面とさらに基板の間に地層のように張り巡らされている回路です。
折れ曲がった衝撃で断線してしまうことも多いのですが、テスターと実体顕微鏡を使って極細ジャンパー線をハンダ付けして修復作業を行います。
チップコンデンサなどが割れてしまっているケースもあります。チップ部品の在庫は多数そろえており、チップコンデンサや水晶発振子の不良の場合は部品交換でデータを救出します。
チップコンデンサ、水晶発振子の不良のケースでは、USBメモリーのLEDランプが全く点灯せず、パソコンにも全く認識されません。