USBメモリーの破損にも、いろいろな状況があります。
USB端子が曲がったケース①
USB3.0の端子は9本ありますが、全ての端子が半田が外れてしまっています。
この修理の場合は、端子の半田外れとIS902というコントローラICの接触不良がありました。両方を復旧して、データは全て取り出すことが出来ました。データの破損もありませんでした。
USB端子が曲がったケース②
半田は外れていなかったのですが、基板が薄くて強度が無く、基板の回路パターンに断線が複数個所ありました。この回路の修復を行い、データは取り出すことが出来ました。
USBのメモリーチップが割れたケース
超小型のUSBメモリーには、MicroSDカードを使用しているタイプもあるのですが、まれにMicroSDカードが折れてしまうケースがあります。このMicroSDカードが折れてしまうと、折れた位置によってはメモリーチップの破損となり、データが出せないケースがあります。
割れた場合でも運良くチップ以外の場所が折れた場合は、特殊な方法で強固に固定してデータを取り出せます。
USBメモリーが折れたり曲がったりした場合でも、メモリーチップに割れ等の不良が無ければデータの取り出しが可能です。